フレーム仕上げについて・・・ 2005.01.03
☆ フレーム仕上げについて・・・説明 ☆
※フレームだけお買い上げのお客さまから良く 「フレーム仕上げにはフェースカットしてますか」との質問がありますが、
※特にデローザではシートピラー部やBBネジ部タップ仕上げませんと、
堅くて使い物になりませんので仕上げます。が
BBフェイスカット、ヘッドフェイスカットについては、
※スレッドタイプヘッド小物タイプのフレームは必要です。※が、
実際カットする必要はないと思います。
リーマー・BBダイスカットは無論のこと仕上げてますよ。
ディスクブレーキ仕様のフレームも台座面仕上げます。が、
面取りに関しましては、面取りしますと塗装まで剥がしてします。
フェイスカットは、よほどのことがない限り面取りのための切削はしません。
たとえば、BBは現在殆どがBBの中に入るタイプですので、
これが昔タイプのスタンダードのハンガーワンで止めるのでしたら、
面取りしなければなりませんが、何が何でも面取りすると言うことは
フレームの錆の元になります。
通常は塗装前に仕上げて、
塗装後は軽く余分な塗装を取ると言うくらいにお考え下さい。
または、フェイス部が削ってあった場合は、「芯が出ていなかったので削ってあるのだな」とお考え下さい。
※BB・ヘッドフェイス面削るのは、クロモリフレームでロー付けして熱のためフレームにゆがみが出ます。そのゆがみを取るのに削るわけです。つまり、塗装前の行程だとお考え下さい。
塗装のすんでいるメーカー車などは、しょうがないから塗装の上から削っているという事です。
☆【BBワンの緩みに付いての説明】
イタリアフレームは、BB部のネジがJIS(国産)と違い左右ネジが時計回りとなります。
そのため、右ワンが緩んでクランクが回らなくなってしまう現象が発生することもあります。
シマノはこまめにグリスアップしなくては、音鳴りが出ます。
シマノのカートリッジタイプは少し古くなるとよく音鳴りします。
SHIMANOのBB-UN50/70/90はひどい音がするようになります。分解して
左右のワンと本体の間の錆を落としてグリスを塗るか、あるいは緩み止めを
塗れば音は止まります。ただし長い間ほったらかしにすると、ワンの内側の
腐食が進んで、交換しなければならないようになります。音がしたらすぐに
対策をしなければなりません。
シマノは出荷時にワンのネジ部分に緩み止めを塗布していますが、グリス無
しで組み立てると、どうしてもボトムブラケット全体を捻るような歪みが発
生します。グリスを塗布すると緩んでしまうし、どうしようもない状況になる
可能性があります。
タカハシではグリスを塗布し、さらにネジの最後の部分に緩み止めを使用し、
使用中に緩まないようにしています。この方法が有効かどうかは、
先行き年数がたたないと判断出来ませんが。
皆さんの自転車でも緩みが発生する可能性があります。
使用中の異音など、ボトムブラケットの緩みには注意して下さい。
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