iPhoneでブラウザ・メールが文字化けする時の解決方法
iPhoneでウェブサイトを閲覧しようとしたときや、受信メールを開いたときに、まれに文字化けして読めないということが起こります。
特に、iOS9にアップデートしてから文字化けするようになったという報告が目立つようです。
文字化けのほとんどはエンコーディングの違いが主な原因となっています。
デスクトップ用のブラウザであればエンコード設定を変更するメニューがあるので問題はすぐに解決できますが、iPhoneにはエンコード設定のメニューがないので困ってしまいます。
今回は、iPhoneでブラウザやメールが文字化けする時の解決方法をご説明します。
文字化けの原因
- インターネットのメールサーバーは、もともと英語を処理するように設計されており、日本語には対応していません。日本語の文字にはそれぞれ番号が振り当てられ(文字コード)、文字情報としてではなくその番号が情報として通信上でやり取りされます。
- ですが、文字コードは複数存在するため、テキストの制作側で設定した文字コードを受け手(閲覧者)側で正しく解釈できないという場合があります。そのようときに文字化けが起こります。
- 最近のウェブページの文字コードはUTF-8が一般的でありiPhoneでも問題なく閲覧できるのですが、まれにShift-JISという文字コードで書かれたウェブページも存在しており、そうしたサイトをiPhoneで閲覧しようとすると文字化けしてしまうのです。